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An anime-style man in a white suit points a glowing device at a woman in white lying on a bench, while another woman tends to her head.

An anime-style man in a white suit points a glowing device at a woman in white lying on a bench, while another woman tends to her head.

『本好きの下剋上』二次創作ショートストーリー タイトル:機械入れたりとかも(ローゼマイン視点) 「……ローゼマイン、上着を脱ぎなさい。それと、胸元の紐も緩めるのだ」 フェルディナンド様の淡々とした、けれど有無を言わせない声が隠し部屋に響いた。 私は思わず、着慣れたエーレンフェスト風の衣装の襟元をぎゅっと掴んでしまう。 「あ、あの、フェルディナンド様……本当にそこまで脱がなければならないのですか? 診察なら、お袖を捲るくらいでは駄目でしょうか……?」 いくら魔力を完全に同調させている間柄で、星結びを控えているとはいえ、異性の前で肌着姿になるのは現代日本人の感覚が残る私にとってハードルが高すぎる。 しかし、フェルディナンド様は形の良い眉を不機嫌そうにひそめた。 「馬鹿者。君の体はただでさえ虚弱で、魔力密度が異常に高いのだ。服の布地や、魔力を通しにくい素材のボタンが少しでも肌との間に挟まれば、魔導具の精度が狂う。不満を言う暇があるなら手を動かしなさい」 冷徹な「魔王モード」の瞳に圧され、私は小さくため息をついた。 諦めて仕立ての良い上着を脱ぎ、椅子に掛けた。薄手の白い肌着一枚になると、隠し部屋のひんやりとした空気が肌に触れて、小さく身震いが出た。 「診察台に横たわれ」 指示されるまま、私は革張りの寝台へと仰向けに横たわる。 フェルディナンド様が歩み寄り、私の傍らに腰を下ろした。その手には、アーレンスバッハの古い研究室から持ち出されたという、見たこともない形状の魔導具が握られている。 それは金属の鈍い光沢を放つ、細長い筒状の「機械」のようだった。先端には複雑な魔術文字が刻まれた魔石が埋め込まれている。 「少し冷たいぞ。動くな」 フェルディナンド様が指先に魔力を込めると、その機械の先端が淡い青色の光を放ち始めた。 そして、躊躇のない、けれど非常に慎重な手つきで、私の肌着の裾を少し持ち上げ、露出した下腹部へとその冷たい器具の先端を滑り込ませてきた。 「ひゃうっ……!?」 「声を出すなと言っただろう。息を整えなさい」 お腹の表面を、滑らかな金属器具の先端がじわじわと滑っていく妙な感覚。それだけではなく、機械を通じて体内へと直接染み込んでくるような、フェルディナンド様の濃密で冷涼な魔力の波動を感じる。 緊張のあまり、私の体にカチコチに力が入ってしまった。 「力を抜きなさい。君が身構えると魔力が反発して、内部が正しく見えぬ」 フェルディナンド様は空いた左手を私の額に当て、お馴染みの優しく穏やかな魔力を流し込んで、私の緊張を解きほぐしていく。 頭がぽっぽと熱くなるのを自覚しながら呼吸を整えると、フェルディナンド様は機械をさらに適切な位置へと固定し、もう片方の手の指先で私の下腹部をトントンと慎重に押し始めた。 機械を当てたまま、お腹の肉の硬さや、体内の魔力の流れの滞りを確かめる「触診」だ。 「……ここを押されると、妙な圧迫感や不快感はあるか?」 「う、いえ……痛くはないですけれど、なんだか奥の方が熱いような、くすぐったいような……」 「そうか。では、このあたりはどうだ?」 機械の先端から放たれる青い光が、私のお腹の皮膚を透かすようにして、体内の魔力回路と混ざり合っていく。 しばらくの間、静寂の中で機械が微かに放つ「キィン……」という駆動音と、フェルディナンド様の指先が動く音だけが響いていた。 真剣そのものの眼差しで私のお腹と魔導具の光を見つめていたフェルディナンド様が、やがてふっと息を吐き、機械を体から離した。 「……もう服を整えて良いぞ」 Ver más